日豊日記:2013年12月

2013-12-03

そこまでテレビを見たいのか

テレビの録画用に,ハードディスクとケースを買う。

今まではアナログ放送だった事もあり,同じハードディスクを2台買って,1台メインで1台バックアップという運用をしていたが,デジタル放送になってから初めてディスクを追加するのと,バックアップが大容量になってくると面倒なので,2TBのハードディスク2台をRAID1[1]という構成にする。

素人でも市販品でRAIDが簡単に出来るのは良い時代になったが,実際に見返す様な番組があるかというと,金曜ロードショーで再放送するから生で見るという,本末転倒な事しかしていない気もする。

[1] RAID1
故障対策として,複数台のハードディスクに同じデータを書き込むという冗長極まりない方法。ミラーリング。

2013-12-29

墓石は金文字で

十二月の旅人なので,岡山から「みずほ601号」で博多。年末の日曜かつ,新大阪を6時に出る列車なので立席になるかと思ったが,岡山で降りる人が多いので座れる。

博多からは9分の乗換で,「みどり・ハウステンボス3号」。早岐までは8両なので,自由席でも十分に着席可能。佐賀の辺りで熱気球が飛んでいるのを見ながら有田。有田といえば有田焼であるが,年末なので大半の店は休み。

有田からは松浦鉄道。伊万里駅自体は筑肥線に乗った時に降りた事があるが,道路の向かいにある松浦鉄道の駅までは気にしていなかった。左回りに進み,発電所の横を通ってたびら平戸口。山陰とあまり風景は変わらないが,なぜか墓石は金文字が多い。次第に町中に入っていき,佐世保。たびら平戸口は普通鉄道で日本最西端,佐世保はJRで最西端の駅だが,沖縄には行った事がない。

早岐に出て,長与経由の長崎行。ハウステンボスを過ぎて,小串郷,川棚と,下関にありそうな駅名を通って,長崎。

2013-12-30

熊本者の感覚

長崎から市布経由で諫早へ。諫早からは島原鉄道。諫早湾の堤防やら平成新山やらを見て島原外港。

熊本港に行くには九商フェリーと熊本フェリーがあるが,立て看板にある航海速力26ノット[2]の速さや,日本唯一の高速カーフェリードイツ「ベンツ」のエンジン搭載という看板のセンスに脱帽したので熊本フェリーにする。昔の新幹線を思い出させる塗り分けの船に乗り,ほぼ満席の中,椅子に座ったりデッキでカモメが飛んでいるのを見たりしている内にもう熊本港。バスに乗り継ぎ熊本駅。

熊本からは豊肥本線で立野に行き,南阿蘇鉄道。高森までは通常30分弱で行くのだが,トロッコ列車用のダイヤに当たったので48分掛かる。定刻に出発して駅で長く停車するか,遅発で運転して最後に合わせるかは考え方次第だが,こちらでは後者の様子。立野を出ると,立野橋梁[3],第一白川橋梁[4]と渡って,日本一長い駅名の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」を通って,定時で高森。その昔だったら高千穂まで行こうと考える所だが,高千穂鉄道はもう無いので立野まで帰る。

立野から再び熊本。改札で精算を頼んだ所,紙を持って改札を出て,みどりの窓口で払う様に言われる。関西だったらそこまで乗客を信用しない場合が多いが,熊本はそういう感覚なのだろう。博多まで高速バスにするか在来線にするか考えていなかったが,みどりの窓口まで来たので在来線にする。普通列車と快速列車を乗り継いで博多。

[2] 26ノット
単純計算で1ノットが1.852km/hなので,26ノットだと約48km/h。
わかりやすい様に比較対象をいくつか挙げると,宮島フェリーで8ノット,四国フェリーの宇高航路で13.5ノット,関釜フェリーで18ノット,JR九州高速船のビートルで45ノット。
[3] 立野橋梁
九州では唯一かつ,供用中のものとしては日本最長の鉄道用トレッスル橋。
[4] 第一白川橋梁
供用中のものとしては,日本で2番目に高い橋梁。
現在は大井川鉄道の関の沢橋梁が日本一の高さだが,かつては高千穂鉄道の高千穂橋梁が日本一だった。

2013-12-31

直方線に乗る

博多からJRバスの直方行。犬鳴峠[5]を越えて脇田温泉を通り,宮田。福丸や宮田は,かつては自動車駅だったという名残がある。

宮若市というのが元々は宮田町と若宮町なのだが,次第に宮若なのか若宮なのかわからなくなってくる。この辺りの名物は「追い出し猫」らしい。バスを乗り換えて新飯塚に行き,筑豊本線で直方。

JRバスの福間行に乗り,宮田,福丸と戻り,見坂峠を越えて福間。鹿児島本線で西小倉に行き,歩いて小倉。大晦日なので,新幹線で早々に岡山へ帰る。

[5] 犬鳴峠
福岡県の心霊スポットについて話をすると,犬鳴トンネルや仲哀トンネルがよく出てくる。
© Keisuke Uchida 2014
URI:https://www.conductorless.org/diary/2013/12
公開日時:2014-01-03T16:10:00+09:00